NHK大河ドラマ「真田丸」のシーンを思い出しながら、岩櫃城本丸址を歩きつつ、岩櫃山へ登ってみませんか。
適度に岩場や鎖場があり、岩登り初心者や夏のアルプスへの練習にちょうどよいコースとなっています。
また、岩櫃山は複数の登山道があるので、岩櫃山山頂をゴールとせずに岩櫃城址まで、あるいは櫃の口までなど、皆さんのハイキングスタイルによって歩くコースを選べるのも魅力です。
今回は、岩歩きを楽しみながら山頂を通って、岩櫃城址や潜龍院跡をめぐる「岩櫃山を全部楽しめるコース」をご紹介します。
岩櫃山コース概要
時間 :約4時間(休憩含む)
距離 :約5.3km
高低差:約580m
コース:古谷登山口 → 密岩登山口 → 岩櫃山 → 櫃の口(尾根通り)→岩櫃城本丸址 → 平沢登山口(沢通り)→ 鞘の口(赤岩通り分岐)→ 潜龍院跡 → 古谷登山口
(東吾妻郡HPから)
岩櫃山周辺ガイドマップへのリンクはここをクリックしてください
登山口までのアクセス
今回は、古谷登山口からスタートすることとしたので、古谷登山口駐車場に車を停めました。
古谷駐車場は、約10台駐車することができ、きれいなトイレが設置されています。
また、電車でのアクセスも便利で、JR郷原駅から古谷登山口まで徒歩約20分です。
(Google mapから)
ちなみに、今回歩いたコースは平沢登山口も通過するので、ここのトイレを使用することが可能です。
平沢登山口のトイレもとてもきれいでです。
コースの詳細
途中の県道からの岩櫃山
山並がお城のようです
古谷登山口の駐車場は、10台くらい停められ、きれいなトイレがあります
駐車場から岩櫃山を見上げるとこんな感じです
岩肌の感じが圧巻です
古谷登山口を入るとすぐに岩場が始まります
はしご等も現れます
難しくありませんが、気を付けて進みます
天狗の架け橋は、2019年の台風による崩落のため通行できません
右方向の迂回路へ
いくつかのはしごを越えていきます
そこそこの角度がある岩登りですが、ホールドはしっかりとしているので、三点指示で登っていきます
写真は、岩を下から見上げたものと、上から見下ろしたものです。
岩の穴を通っていくのが正規ルートです
岩櫃山山頂は、この岩場をピストンします
ここも三点指示で注意しながら登っていきます
古谷登山口からは最短コースなので、スタートから1時間くらいで到着しました
山頂からは360度の展望が楽しめます
浅間山、赤城山などのほか、遠くにはアルプスの展望が素晴らしいです
櫃の口(天狗の蹴上げ岩)を通って岩櫃城本丸址へ向かいます
岩櫃城本丸址に到着しました
平沢登山口から岩櫃城址のみを散策する観光客も多いです
平沢登山口へ寄ってみます
休憩所やトイレ、広い駐車場がありました
最後は潜龍院跡へ
歴史上、趣き深い潜龍院は、跡として不思議な感覚の広い空間となっています
秋には、曼殊沙華がきれいだそう
そして古谷登山口へ戻ります
コース上の注意点
コース上の注意点を挙げると、下の地図でオレンジで示している場所の3か所です。
1 古谷登山口から(密岩登山口を経て)すぐに始まるいくつかの鎖場とはしごは、ゆっくり進みましょう
2 山頂直下の鎖場は、垂直に近いので慎重に取りつきましょう
3 周回コースは、登り返しの鎖場がありますが、気が抜けがちの場所ですので気を付けましょう
すべての注意箇所は、足場がしっかりとありますので、鎖を使用しながら、ゆっくりと進んでいけば問題ないと思います。
コースを再確認しましょう
もう一度コースを見てみましょう。
下の地図で、黄色の枠は見どころやポイントを示し、オレンジ色の枠は注意点を示しています。
岩櫃山は、山頂での展望を楽しむことができるだけでなく、所どころに看板(歴史上の説明文記載)が設置されていいるので、山頂を目指さず、岩櫃城本丸址や潜龍院跡などの散策を目的に歩くのもおすすめです。
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