寒い時期こそ、樹木の葉が落ち、展望がよくなっている山歩きがおすすめです。
今回は、埼玉県大里郡寄居町風布にある日本の里(やまとのさと)からスタートできるハイキングコースをご紹介します。
ゆっくり歩いて約4時間弱、危険箇所はなく、川を渡ったり滝を見たりと自然を楽しめる日本の里(やまとのさと)の里山歩きはいかがですか。
ところで、「風布」とは「ふうぷ」と読むそうです。なんとも心に響く地名です。
コース概要
コース概略:日本の里~姥宮神社~風布川~夫婦滝~日本の里
距離:約6Km
所用時間:約3時間半
今回歩いたコースは、下の地図の ⑦「日本の里」から、波久礼駅方向の夫婦滝までのピストンです。
<寄居町のサイトから>
本来は、風のみちは、⑧「中間平緑地公園」も含まれるのですが、「中間平緑地公園」へは、少し登りがきついため、今回は日本の里をのスタート地点としました。
ただ、中間平緑地公園へは、徒歩だけでなく車でも行けますので、ぜひこの公園の美しい展望を楽しんでいただきたいところです。
天気が良い日は、関東平野のその向こうに、筑波山までくっきりと見ることができます。
日本の里へのアクセス
ハイキングコースのスタート地点となっている寄居町風布の「日本の里」へのアクセスは、関越自動車道路の花園ICを下り秩父方面へ、皆野有料道路を通って「日本の里」へ。
「日本の里」には広い駐車場があるので、ここに車を停めます。
花園ICから約20分で駐車場に到着できます。
ここには、駐車場のほか、トイレ そば・うどん処(風布の館)、バーベキュー場などがあり、ハイキング以外の目的でも楽しめます。
風のみちを楽しむ
こちらは、駐車場から向かいの道路を渡って、神社の先にある風のみちへの入口です。
風のみち入口の手前にある姥宮神社に寄ってみましょう。
風のみち入口 ↓
姥宮神社では、狛犬に代わって巨大なカエルの神使像が鎮座し、このカエルの背中には、子カエルが乗っています。
かえる狛犬 ↓
神社の奥には、胎内くぐりという石穴があり、神潜りの岩穴と言われ、この穴を通ると、麻疹、風疹などにかからなくなるそうです。
胎内くぐりの石穴 ↓
いよいよ遊歩道を風布川沿いに歩いていきます。
楽しい飛び石 ↓
やわらかな日差しが美しい道 ↓
木の橋もスリリング ↓
時々登ったり下ったりとコース状況は豊かです。
階段状の高低差 ↓
風布川に沿った遊歩道 ↓
最後の見どころは夫婦滝です
岩が滝を二分 ↓
夫婦滝から流れる水がきれいです。
夫婦滝まで来たら、歩いてきたコースに並行している道路をとおってスタート地点へと戻ります。
日本の里へ戻り、ここにある「風布館」で昼食をとってはいかがでしょうか。
たくさん歩いてきたので腹ぺこです。
風布館の中の様子 ↓
歩いた軌跡
歩いた距離は、約6キロメートル
かかった時間は、約3時間30分
地形的には、山に囲まれた感じがありますが、日差しが届き、川に沿って歩くことができる美しいハイキングコースです。
赤線が今回歩いたルート ↓
川の飛び石を飛んだり、川にかかる橋を渡ったりとワクワク感が楽しめますが、危険箇所はないので、子供さんにも安心です。
春や秋だけでなく、日なたを楽しむ冬の時期に、寄居町を訪れてハイキングを楽しんではいかがでしょうか。
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