私が、以前から気に入っている登山やキャンプで使用しているストーブは、EPIgasのストーブ(REVO-3700 STOVE レボ)です。
火力のパワーがあり、とても軽く、コンパクトに携帯できるので、特にテント泊にはおすすめの逸品です。
l今回は、カップ麺を作るのに「何分で水が沸騰するのか」という実験をしてみたのでお伝えします。
EPIgas REVO-3700 STOVEとは
EPIgas REVO-3700 STOVEとは、下の写真のガスカートリッジを使った携帯用のストーブのこと。
仕様
大きさ 使用時/H86×Φ152mm
収納時/H89×D52×W54mm
重さ 111g
出力 3700kcal(230Rカートリッジ使用時)
(最高出力 4200kcal (230P+カートリッジ使用時))
ガス消費量 308g/h
付属品 スタッフサック、専用ケース
※ガスカートリッジ別売り
自動点火装置付き 日本製
公式サイト(希望小売価格)は12,000円、Amazonや楽天市場などでは8,700円くらいから販売されています。
EPIgas REVO-3700 STOVE の魅力
髪の毛より細い特殊金属繊維を熱し、一定の密度で圧縮したS.F.P.M.がガスの噴出を適度に抑え、バーナーヘッド上でガスを表面燃焼させることで、まるで炎が生えているような非常に安定した燃焼と高い耐風性を実現しています。
マイクロアジャスト機構により、極小のとろ火まで可能です。
(EPIgasのサイトから引用)
上記のようにEPIgasの公式サイトでは示されていますが、このストーブの良さは、何と言っても
1 高パワー(高出力)
2 軽い
3 小さい
4 火力の微調整機能
(5 燃焼時の音が、他社のものより小さい)
のです。
もちろん、他に100g以下の重さの製品はありますが、この小ささと軽さで、高出力(3700kcal~4200kcal)がある製品はないと思います。
また、テント泊など装備を小さくしたい方、軽量化を図りたい方には特におすすめしたいストーブです。
水が沸騰するまでの時間
ストーブをOD缶にセットします
今回は、冬季に強い 「230P+」カートリッジを使います
(標高約1700m・外気温8℃・微風)
カップ麺に使うお湯を約300mlとして、少し多めにして320mlくらいの水をコッヘルに入れます
ふたをして点火し、火力を大きくします
少し待つと沸騰してきました
意外と早くカップ麺が食べられそうです
湯が沸騰するまでの時間は、2分24秒でした
外気温や風速、標高など水が沸騰するに至る環境は、その都度異なるため一概には言えませんが、比較的早く沸いたと思います
他社の似た仕様のストーブ
「EPIgas REVO-3700 STOVE」と比較しがちなストーブは「P-153ウルトラバーナー」かと思います。
どちらも、大きさ・重さ・軽さ・パワーなど多くの点でわずかな違いはあるものの、とても似ているので、迷う方も多いのではないでしょうか。
どちらも機能的にとても良いストーブなので、甲乙をつけることができません。
大きな違いは、五徳(ごとく)部分の形ではないでしょうか。
私は、EPIgas REVO-3700 STOVEのゴツイ感じが気に入っていますが、逆にP-153ウルトラバーナーの繊細なラインが好きだと感じる方も多いでしょう。
デメリットはあるか
あえてデメリットを探すとすれば、他社のジェットボイルと比べると強風に対しては、そこまで強くありません。
ウインドシールドなど必要に応じた対策をとる必要があります。
今回は、「EPIgas REVO-3700 STOVE」の魅力をお伝えしましたが、皆さんの山歩きスタイルによって、ストーブの選択は変わってくるのかと思います。
このストーブは、特に軽量化を考えている方やテント泊を行う方をはじめ、火力が大きく、またとても小さくまとまるので、多くの方におすすめです。
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