群馬県吾妻郡には、カラマツの原種があり、ここの強い種を全国に植林したという歴史があります。
雪がある季節にしか見られない母樹林、スノーシューでカラマツ林を散策したり、ダケカンバのマザーズツリーを見たりと木々の歴史を探索してきましたのでご紹介します。
母樹林とは
万座母樹林は、群馬県吾妻郡にあるカラマツの天然林で、カラマツ人工林のルーツとされています。樹齢100年以上のカラマツ大木が立ち並び、中には樹齢500年以上とも言われる巨木もあります。
カラマツ一斉林としての美しさと珍しさから、国の「万座カラマツ希少個体郡保護林」に指定されています
AIからの引用
カラマツとは思えない形ですが、これがカラマツの母樹林。
目の前に立ちはだかる大きなカラマツは感動的です。
母樹林を見るには
母樹林がある場所は、指定された専門のガイドがいないと入ることができません。
こちらの嬬恋観光協会からガイドを依頼してください。
冬は雪が深く地形が複雑なので迷いやすく、また、雪がない季節は笹などが茂っていて普通に歩けません。
道迷いなどの危険があるので、許可なく入るのはやめましょう。
林の中の見どころ
アニマルトラッキング(野生動物の足跡)があちこちに見られます
真っ白な大雪原を歩いていきます
ダケカンバのマザーズツリーは、ダケカンバの子供たちに囲まれていて、優しい感じがします
この原種のカラマツから全国へと植林されていきました
遠い歴史を感じます
青空と樹木と雪のコントラストが美しいです
コースの概要
時間:約3時間30分
距離:約3km
高低差:約140m
万座カラマツ希少個体群保護林の看板からスタートしました
歩いたルートは、概ねこのような感じです
アクセスと駐車場
弦ケ池の近くにある駐車場からスタートします。
(Google mapから)
万座ハイウェイは、万座鹿沢口方面から入ると、片道1,070円(乗用車)かかりますので、注意してください。
半日で回ることができる神秘的なスノーシューハイクはいかがでしょうか。
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