週末のみに楽しめて、たき火をしたり、畑作業をしたり、また、山を眺めながらまったりとコーヒーを飲める場所、そんな風に楽しめる隠れ家的な場所、欲しくありませんか。
このたび約1年半をかけて秘密基地を作ったので、基地を作る場所の選定から、付属物の構築までを簡単にお伝えします。
こんにちは。
秩父方面の武甲山が良く見えるところに自分のおとな基地を作り、少し大きなおもちゃをもらった気持ちで週末の生活を楽しんでいますので紹介します。
「ぷこ亭」とは、この秘密基地の名前のことです。(名前の由来は一番最後に記載していますので、お時間ある方はご覧ください。)
秘密基地の場所探し
基地にした場所は、埼玉県秩父方面となりましたが、選定の第一条件として、週末に行くことを考え、自宅からそれほど遠くない場所を探しました。
「ちちぶ空き家バンク」が大変参考となりましたが、空き家付きの土地から、全く手入れがされていない山の土地など、多くの場所を見に行きました。
原則として、自宅から車で約2時間以内と決めて探しました。
あまり遠すぎると、将来的に行かなくなっていまうだろうと思ったからです。
>>ちちぶ空き家バンクのサイトはこちら
結局、武甲山が目の前に見える高台にある土地に決めました。
ここの前のオーナーさんは、土地を買ったものの家を建てることはなく、週末の登山の拠点に使用していたとのことでした。
よって、この土地には、物置や水道の設備のみがありました。
購入した土地 ↓
土地から武甲山(夏) ↓
この場所を癒しの基地にするために立てた計画
1 山小屋風にして、便利にし過ぎない
2 まったりできるデッキを作る
3 野菜が収穫できる畑を作る
4 四季が楽しめる場所にする
山小屋風に作る
ウッドデッキを作る
ご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり休憩できるスペースとして、デッキを作り始めました。
セキチューやカインズなどのホームセンターで、板を数十本購入し防腐剤を塗布します。
雨の日はビニールシートで板を覆う ↓
水糸を張って基礎石(束石)の位置を決め、20個のコンクリートの土台を地面に埋め込みます。
基礎石を埋め込んだ様子 ↓
この土地は、若干の傾斜があったので、傾斜に合わせて束柱の高さを決めます。
あわせて防草シートも張っていきます。
高さを調整 ↓
板を固定しながら板を周りに張っていきます。
クランプで固定 ↓
常に水平チェック ↓
週末のたびに訪れて作業を続けてきましたが、春に植えたドウダンツツジも、いつの間にか秋色に変わり始めました。
ドウダンツツジ ↓
最後にデッキ床板を張っていきます。
少し不揃いなところもありますが、とりあえず完成です。
仕上がりはこんな感じ ↓
雨にも強い ↓
おしゃれな塀を作る
ウッドデッキが完成したので、隣家との目隠しになるような塀を作ることにしました。
塀は、特に雨や風に強くなくてはならないため、地面を60センチ以上掘って、ホームセンターで売っている一番大きな基礎石を埋め、コンクリートを流し込んでしっかりと固め、柱を立てます。
柱を立てた様子 ↓
好みの色の防腐剤を板に塗り、張っていきます。↓
外から見ると、そこそこおしゃれな感じがします。
端に薪を保管できるスペースを設けました。
外装などを作る
コンセプトは山小屋なので、プレハブではちょっと・・と思い、プレハブを小屋らしくすることにします。
横板を全体的に張っていきます。
全体的に張る ↓
扉の色は悩みに悩んで、山吹色にします。
多くの作業を行う中で、あっという間に季節が過ぎ、武甲山は雪に覆われていました。
毎週のように基地に来て、ぷこ亭を作り続け冬が訪れる時期となり、やっと形になってきました。
畑を作る
春が訪れ、ぷこ亭の桜が咲き、秋に植えたチューリップも咲き始めました。
相変わらず、武甲山は威厳があって神々しいです。
小屋作りがひと段落したところで、冬のうちに耕しておいた畑に手作業で畝を作っていきます。
畝を作った直後 ↓
大根、青梗菜、人参の種を植えました。
手前が大根 ↓
人参は芽が出ませんでしたが、大根と青梗菜は立派に育っています。
青梗菜と茄子 ↓
オクラの花 ↓
ある日の収穫 ↓
ぷこ亭での生活
小屋内をおしゃれにチェンジ
まず、棚を設けてみます。
もうひとつの棚を作り、フックが掛けられる板を張ります。
せっかくなので、少しのこだわりも飾ってみます。
庭での楽しみ
たき火を楽しめます。
テント泊もやってみます。
秩父の夜祭の花火もきれいに見えます。
このようにして秘密基地「ぷこ亭」で楽しんでいます。
そして、今現在も活動中です。
皆さんも、少し離れた場所に秘密基地などはいかがでしょうか。
ここからは、「ぷこ亭」の名前の由来です。
このキャラクターは「ブコーさん」という武甲山のイメージキャラクターですが、「ぷこ亭」の名前は、「ブコーさん」の名前を少しお借りして付けたものです。
ぷこ亭からは、いつも真正面に武甲山を臨むことができるので、基地をこの名前にして呼んでいます。
コメント